彼との可能性は?part2・・最終予想

彼女の、彼への心境に示されたカードは、深層心理に「世界」;『この上ない愛情』、顕在意識には溢れそうな愛情をつつましく調整する、彼には決して押し付けないようにするような「節制」が示されています。
 
彼女は彼を大好きな感情を抑えて・・というか大好きな感情があればこそ日常を穏やかに過ごせている、とも解釈できる健気さに溢れています。
 
アンサーカード「恋人」は、その彼女の想いが叶う と解釈できたら、カードリーダーとしても幸甚なのですが・・・「恋人」は、恋愛に関することではベストカードのひとつですから。
 
今回の最終ポジション;「恋人」+「裁判の女神R」は、カード展開全体を眺めてみますと、私の解釈としては、
彼女にとって彼はある意味相応しくない(釣り合わない)相手であり、それが彼女にも納得できる部分もあって、彼女には次の、『新しい愛の可能性』が開かれることになるだろう
というものになります。
 
つまり、彼女の問い;彼との可能性があるのか? に関してはnoであり、しかし彼との可能性を考えるよりも新しい愛の可能性に目を向けていくことができるだろう 
と、カードは彼女の問いを超えた答えを出しています。
 
もちろん、彼女が彼との可能性に拘ることを第一とするならば、現状のカードを見なおし、対策に講じることで、カード通りの展開を避けることは可能です。
 
最終カードとして選ばれている「恋人」は、彼女の望む形を示したものではありませんけれど、彼女にとって決して悪くない展開だと思います。
彼女がこのカード展開を受け止めてどう活かすのかは、彼女次第なのですが。
 
今回は最終予想から説明を始めましたが、次回以降、彼の気持ちやさらにはどうして彼が彼女に相応しくないのかなどについて言及します。
 
展開前のワンオラクル「吊るし人R」
ポジション1 ふたりの現状;「デス」と「皇帝」
ポジション2 質問者の心理状態;「節制」と「世界」
ポジション3 相手の本心;「運命の輪R」と「フールR」
ポジション4 現状に関わる周囲の要素;「マジシャンR」と「吊るし人R」
ポジション5 キーカード、直近に起こり得る出来事;未来に繋がるきっかけ;「女帝」
ポジション6 近未来;「隠者R」と「女教皇R」
ポジション7 未来;「恋人」と「裁判の女神R」
 
---a table of contents ---
 
 
      
 

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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