元の会社に戻るか否かpart2・・経済と夢
＊今回のケースはリーディングケースにご応募いただいたものです。
ブラウンさま 占日時 2016/01/14
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では読んでいきましょう。
選択にあたり、彼女はとても不安を感じている様子、「月」が選ばれています。
Aの場合は、「太陽」→「戦車」のカードが示されています。
「太陽」は、ものごとをオールマイティに解決するカードであり、人間関係も良好な状態を指します。
また、経済面を考えるなら、「月」が「太陽」になる と示されたことは、経済的不安が払拭されると捉えられます。
なにより、「太陽」が出ていることを考えれば、元の会社に戻るとまた人間関係が嫌になるのではないかとの不安を振り払ってくれているようでもあります。
更にその先が「戦車」という、『出世』を暗示する、ビジネス面では好ましいカードも出ています。
ただし、女性に男性性の強いこのカードが選ばれるとき、”過剰”になることに注意を払わねばなりません。
一方、Bの場合は、「女教皇R」→「星」が選ばれています。
「女教皇R」には『出世コースから外れる』というような、”亜流”のイメージがあります。
彼女は今の会社に留まることを選べば、B社では夢に直結する状態ではないと、改めて考えてしまうのかもしれません。
しかし、その先の「星」。彼女はB社に留まる場合には、彼女の夢を見失わず、大切に育むことができるのでしょう。
難しいですね。Aの道；経済面 も、Bの道；夢 も、彼女にとっては大切なものですから。
ただ、ワンオラクルは「裁判の女神」。経済的なことに関わるカードです。
この問題は、彼女の経済に深く関わっているのかとも思われます。
そして、ポジション6,7の「力R」,「法皇R」にも目を向ければ、彼女がAを選ぶ場合、やはり後悔が湧き出るようにも思えます。
「力R」は『状況に流される』、「法皇R」は『組織への反発』と受け取れます。
Ａを選べば、きっと以前のように人間関係で悩むことはないでしょうし、営業成績もあがるでしょう。A社の仕事に生きがいを感じられるのかもしれません。
ただ、Aに戻る以上、彼女が温めてきた夢は周囲のせいにしようもなく、彼女自身がけりをつけないといけないことをカードは教えてくれているように思えます。
彼女が選ぶべきであって、カードがどちらがいいか教えてくれるわけではありません。
ただ、私見ですが、私が彼女だったら、この展開をみてAを選ぶかと思います。
「戦車」には『独立』の意味もありますから、夢も持ち続けることでしょう。
警告を発する「力R」と「法皇R」を念頭に置き、経済的に安定した時点で、
生活に流されること、A社の仕事でいっぱいいっぱいにならないように注意し、
かつ、いずれは辞める という想いではなく、
一時期を過ごさせてもらったA社に感謝を持ちつつ円満退社をして独立することを目指す道がある、
と読みますから。
展開前のワンオラクル 裁判の女神
ポジション1；選択に当たっての現状 月
ポジション2；選択肢Aを選んだ場合の現状 太陽
ポジション3；選択肢Bを選んだ場合の現状 女教皇Ｒ
ポジション4；選択肢Aを選んだ場合の結果 戦車
ポジション5；選択肢Bを選んだ場合の結果 星
ポジション6；選択の先、近未来 力R
ポジション7；選択の先、未来 法皇R
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