アルチンボルド展

          


行ってきました、アルチンボルド展。
植物や動物を組み合わせて人物の横顔が描かれている、『寄せ絵』と呼ばれる手法です。
騙し絵展などでも大人気を博したアルチンボルトの代表作、
『四季』と『四大元素』の8点が展示されるとのことで、わくわくして出かけました。
 
8店の他にも、彼が宮廷画家を引退して、故郷ミラノに戻ってからの職業人を描いた
『ソムリエ』『司書』『法律家』『庭師』・・・実に面白い、カリカチュアでした。
 
とにかく、絵がうまい!
・・・いやあ、私がうまい、なんて言う立場ではもちろんないのですが・笑
ひとつひとつの例えば、動物、花、魚・・などなど、図鑑のように緻密で正確なタッチです。
ワイングラス、本のページのめくれ方・・静物においても奥行きのある、また質感を感じさせて、
思わず触れてみたくなります。
(アルチンボルドに追従した作家の作品も展示されていましたが)
(比較してしまうとやはり本家本元ならではの魅力は群を抜いています)
 
それだけでも素晴らしいのに、それを組み合わせて人物像にするという、
仕組みがまた面白みを感じさせてくれます。
 
『 四大元素』;「火地風水」は、西洋占星術/タロットカードの世界に深く関わりますから、
このポストカードを入手して占いをするときに身近に置こうかしらと考えたのですが、
いちばん好き♡と感じたのは「春」→でして
『四大元素』の件は少し考えることにします。
(「春」は、スマホの待受に導入・・・クリムトの『接吻』と並べて楽しんでいます)
 
記事のトップにあげたのは、私の顔をアルチンボルド風に表現してくれたもの。
おでこのシミは注目されずに済んでよかった(そこか?)
 
興奮の、時間でした。


李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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