出会いの時期part5・・振り返る現状として

ここで、注目したいのは、ポジション1;「吊るし人」。
現在のゆみさんの結婚への考え方が示される場所です。
 
背負ってきたものがある苦労人 というところでしょうか。
 
ゆみさんは依頼文にある通り、シングルマザーとなって11年間、
う。
 
「吊るし人」には、その象意に、
『身動きのできない状況』~『自己犠牲が(運命により)望まれる』~『負担を受ける状況』とあります。
とても苦しい状況下に置かれることを意味しています。
 
ですが、このカードをよく見ると、手足を縛られ木に吊るされるという、過酷な事態ですが、
この吊られた男は、非常に穏やかな顔をしています。笑みさえ浮かべているようにも見えます。
なぜならば、彼は自ら進んで吊られたからです。
彼には『洞察力』があり、(この試練のあかつきには)解放されることを知っているからこそ、
自らを試練に差し出したのです。
 
厳しいカードですが、実は悪いばかりではない、
その試練を通じて『魂の成長』が自然と図れることを顕しています。
そして「吊るし人」の象意には『逆転する問題』、『復活』、『再生』と続きます。
 
子どもを充分に成長させたゆみさんには、
次は自分の幸せを掴む準備ができていることを示したカードであると捉えます。
 
全体運からみても、10室:女性の結婚運が示されるポジション に、
第4の結婚のカードと私が捉える、「法皇」。
13室;総合オラクル;この1年のテーマとなるカードに、
『徐々に結婚が具体化してゆく』と解釈できる「月R」。
7室;パートナーを示すポジション に、
この場合『肩の荷を下ろす』と解釈できる「吊るし人R」が出ています。
 
なにより、ゆみ裁判の女神」が選ばれています。
 
ところが、ひとつ問題なのは、恋愛運を示す5室に「星R」。
もしかすると、ゆみしれません。
 
それでも、カード展開の全体像から、
ゆみれます。
 
まずは、あるとすれば、ご自身のコンプレックスを自信に変えるべく、
今の年齢ならではの魅力を増すべく、身体を健康に保とうとすること、身体を動かすこと。
元々豊かである感受性を呼び覚ますように、
自分の趣味嗜好に合う、アーティステックな感性を刺激すること。
例えば、ライブに出かける、美術展を訪れてみる、など試してみて下さい。
 
また、再婚したらこうありたい、こういう夫婦になりたい、といった、
ヴィジョンを形づくり、そこに至るための中途目標をたてていこうとココロにとどめておきましょう。
 
ゆみさんの、素敵な出会いを信じています。
 
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李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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