Ⅴ.法皇/カード徒然

富岳のマスクの素材によって飛沫の飛散の程度の差を図ったシュミレーション、1月だったかニュースで再注目されていたときがありました。マスクについては、私はオシャレを優先させていたところがあり、不織布マスクはちょっとつまんないかなと思っていました。ただ、このニュースに接したとき、『対面鑑定を再開するときは不織布に変えた方がいいかな』と思いました。コロナに対するひとの捉え方は様々でしょうから、オシャレを大事にする自分のルールに従うよりMaxに対応できる姿勢を選ぶ方がいいだろうと思ったのです。


マスクの素材に対して私は、不織布でなくてはいけないとは考えませんが(使い分けでいいのじゃないかと思いますが)、自分にとってはアレルギーや感覚過敏などの不織布マスクNGの事情があるわけでもないですし。


そんなある日、布マスク(染に凝ったステキ♡なものだったのですが)で出かけていたとき、ご近所の方に会いました。挨拶すると、私よりもひと世代上の彼女は私を見るなり「手作りマスクはだめよ!」と言います。続けて「手作りマスクだと入れてくれないところもあるのよ!」「今は不織布じゃないとだめなんだから、娘が私のために不織布マスクを1箱持ってきてくれたのよ・・」と、話が展開されていきます。当の彼女はご自身の店の前しかも開店前の時間だったからでしょうけれど、マスク自体をつけていません。


私としては、ココロのなかで『いやいや、そうニュースで言ってたけどさ、知ってるけどさ、私としても多くの人と会う可能性があるときには不織布のがいいんだろうと考えてたさ』とか『私に勢いよく喋ってるけど、今のあなたはノーマスクじゃん・・・』などなど思うところは多々ありましたが・・・ああこれが噂のマスク警察かと思いました。


これは、「法皇」リバースの状態といえます。

「法皇」は『枠』という漢字を充てられるカード、『伝統と義務』を第一義とし、『組織』という意味も持ちます。アップライトでも『保守的』なイメージが出ることも多々あります。『多くが支持すること』を示しますが、同時にそれは或る『枠』のなかで、とも言えることであります。(ああ、私のイヤーカードでもあったわ)


続きは明日。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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