三人家族になってpart4・・彼女が持つカード

リーディングケースにご応募いただいたものです。

マユミさま 占日時2020/12/12

一方、マユミさんの状態として「戦車R」、状況に「女教皇」、心境としては深層心理に「太陽R」、顕在意識に「世界R」ですね。


マユミさんの感情を示すポジション2には「世界」と「太陽」、3枚の結婚のカードのうち2枚がリバースです。そのなかでも「太陽」は、『生命の喜び』を示すカード、『子ども』のカードです。『世界』は『完成/到達』を第一義とする辿り着いたところに素晴らしい景色が見える、そんな状態を指すカードです。リバースになったからといって、アップライトの意味を否定するものではありません。アップライトの意味/象意に何かが欠けると感ずるような心境といえばいいでしょうか。


「太陽」のカードが顕わすように赤ちゃんが生まれて、マユミさんは大変に幸福ですし、「世界」のカードが顕すように恋愛の完成形としての結婚をして、独身時代を『卒業』して(独身のサイクルの『完成』)次の結婚生活というサイクルに入り、晴れ晴れしたお気持ちです。


リバースになっているのは、ポジション1に示される「戦車R」の状態があるからといえます。「戦車R」、直訳すれば『旅行は中止』。この場合、“旅行”というのはホームからアウェイへ出ていくことを顕す“移動”の勢いのことです。「戦車」は『父祖に拠らない独立/自立』を意味し、ホームからアウェイへ・・というイメージは、生家から婚家へ、婚家というのも自分たちの『世代』を第一世代として考えるときのイメージに通じます。また、このカードはリバースで『攻撃性』或いは『消極性』を意味します。つまりマユミさんは彼の転職によって結婚して赤ちゃんも生まれたばかりなのに、まだ落ち着いていないがゆえに、その案件が進むと考えなければならない引っ越し、それに伴う馴染んだ土地から新天地へ赴くことに『気が進まない』のでしょう。


このポジションは“外界に向かって表現されていること”で、この絵柄;走っていく車がひっくり返って車体が下で車輪が上でカラカラ廻るような状態をマユミさんが呈していることを示しています。進まない事態、目指すところ(単純に土地のことです)が決まってい状態に気持ちばかり『焦る』というマユミさんなのでしょう。


ここで、彼側の“表現”と対比させると彼側は「審判」なので、彼が家族一緒に動こうと言っていることに対し、彼についていくことに関してはもちろんyesではあるもののまだ落ち着いていないから気が進まないということなのでしょう。彼についていくことにyes、という前提は、このポジションにリバースだろうが「戦車」が出てきているから言えることなのです。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

0コメント

  • 1000 / 1000