彼はどう思っているの?part5・・どうしていこうか
リーディングケースにご応募いただいたものです。
ゆかさま 占日時2020/12/04
このままならばどうなるか、を顕したカードの流れを追っていきましょう。
この問題のキーカード(今回の場合この問題においてどういうことに注意すべきなのかを示しています)は「女教皇R」ですね。このカードが示すことがきっかけとなって未来を示すポジション6~7に繋がるのでキーカードという位置づけです。まだ「女教皇R」に至っていないはずですから先の予想される状態への警告ですが ・・・
「女教皇R」は『女性不信』のカードです。質問者たるゆかさんは女性ですから、女性が女性不信のカードを持つとき、『自分を信じられない』ということにもつながりますが、『仮想敵』を作ってしまう意味ともいえます。ポジション1に『嫉妬』をその象意として持つ「悪魔」も出ているので、ここを読んでいくと、具体的にはゆかさんが彼が結婚に対して「まだ早い」というのは、もしかしてほかに女性でもいるのではないだろうか、と心配してしまうような状態が出てしまうのかもしれません。「女教皇」は『理性/知性』を示すものですが、リバースになってその『知性』を狭い部分に集中させてしまう、『視野狭窄』を意味するものになります。
先述したような、ゆかさんが女性問題を心配する状態ではないとしても、ゆかさんが彼が結婚について今その方向性を示さないのは、何か自分に言えないこと、自分にとって都合が悪いことを抱えているのではないかと『神経過敏』になってしまう状態を予想しています。「女教皇R」には『イライラする』『意地悪(相手にそうされていると感じて自分のことも虐める)』という意味もあります。「女教皇」は『理性/知性』が先行するのでアップライトでも現実味に欠ける要素を含んでいます。リバースになると更にそこは強調されます。「女教皇R」は言ってみれば”頭の中の心配”、実際には起こっていないことを先回りして心配してしまう状態を指します。それは、ご自身を追い詰めることにもなりかねません。
因みにそんな心配はされておられず蛇足かもしれませんが、彼に女性問題があるはずがないのは、ポジション5までの彼の持つカードで証明されています。彼の持つカードに女性性のものがないですし、リバースに示された「隠者」はそもそも『孤独』のカードですから。
このポジション5は、彼にも影響を及ぼします。
彼にとっての「女教皇R」の状態はいわゆる”女難の相”とでもいいましょうか・・・彼女たるゆかさんが少々『神経過敏』になっていると、ゆかさんに対して彼が『緊張』するという状態を示していると解釈します。また、彼側の最初のカードから流して読んだ場合の、『職場の人間関係不和』という状態が彼に大きくなってくることも考えられます。
そしてポジション6に続く・・・「戦車」+「審判」ですね。「戦車」は『闘い』のカードです。「審判」は墓が描かれている、”ずーっと一緒にいようね”という永遠の約束を『誓う』カード、プロポーズのカードといえます。
「戦車」がゆかさん側に出ていることを鑑みて、その象意をさらに探せば、『父祖に拠らない自立/独立』のカード、世代交代を意味するものでもあります。そしてまた、ホームからアウェイへ出ていこうとする”家出”のカードでもあります。「戦車」は勢いがすべてのカードでもあります。ゆかさんはもう少し経つと、楽しいけれど不安だという感情を不安のほうに寄ってしまいそうです。そしてそうなると、彼に対し迫る勢いで答えを求めてしまう様子もカードによって予想されてしまいました。そのとき、彼は将来的に一緒にいようと約束してくれる様子です。
ポジション6がスプレッドの最終ポジションならば、「女教皇R」はゆかさんにとってはしんどい状態に違いないのですが「女教皇R」があってこそ結婚が決まるともいえますからこのままでいいのですが。ですが、スプレッドは最終ポジション「力R」+「太陽R」に繋がっています。これがどういう状態を予想したものでしょうか。
ポジション6まで来て結婚の約束が成ったはいいけれど、その後「太陽R」で示されるところの結婚前の『マンネリ化』した状態に「力R」で示される『無気力』な生活が続いてしまいかねない という予想がたってしまっています。これでは、口約束にもなりかねない、別の心配が出てきてしまいそうです。
このスプレッド、この流れのなかでどういった点を気を付けていけば、ふたりの結婚に繋がるのか。ここで、ワンオラクルを思い出してください。
『どうしても』と思ってしまう不安に、どうか日常生活を丁寧に営むことで打ち勝つよう意識を持っていきましょう。結婚へのスケジュールをいち早く決めようとせず、毎日を楽しみましょう。口にしてくれないけれども彼もまた、ゆかさんとの結婚を念頭に置いているのをカードが伝えてきていますから。
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